沖縄出身者による【沖縄から貧困がなくならない本当の理由】の書評


どうも沖縄出身のひさおです。

 

沖縄の貧困はずっと前から続いている社会問題です。

 

幸いにも私は親父が公務員で仕事を頑張ってくれたので、沖縄県民の中では

 

比較的裕福な生活をさせてもらったと思ってます。

 

それでも毎年海外旅行行ったりとか、外車乗ったりとか、ブランド品買いまくり。とかではないです。

 

一戸建てで自分の部屋があり、大学の学費まで出してもらったというレベルです。

 

ガキの頃はそれが普通だと思ってましたが、今では普通ではないと思ってます。

 

周りの友達は母子家庭だったり、大学の学費は全額奨学金だったり

 

賃貸で自分の部屋がなかったりと

 

自分の環境より劣っている友達のほうが多かった。

 

両親に感謝。ありがとうございます。

 

 

 

では沖縄の貧困は何が原因なのか?

 

ここはひさおの考察です。てか大体あってるはずです。

 

【大きい民間会社が少ない】

→小売りのサンエー、沖縄電力、銀行系、りゅうせきグループ、沖縄セルラー(携帯)、パチンコが上位を占めます。これらに入ることができればそこそこもらえるでしょう。日本の平均給与は超えるでしょう。多分(日本人の平均年収441万円)。

※でも、これは地方も同じであるはず。要因の一因ではあるがこれだけでは理由にならない

 

 

【シングルマザーが多い】

→離婚率が全国NO1の沖縄はシングルマザーが多いです。今でこそ増えてるかと思いますが、シングルだと昼の仕事に就きにくかったり、子育ても兼ねると就業時間に限りがあったり。そして昼が難しいと夜の世界に流れてしまう。

 

 

【地理的条件が不利】

→沖縄は日本本土と陸続きでないので物流の遅れや、本土企業の進出が二の足になるかと。ただ今はネットもあるし、沖縄へ進出する本土企業も増えたので地理的条件は解消に向かっている思われる。

 

 

と、まあこんなとこでしょうか。

 

しかし先ほど述べたように、地方にも同じような問題はあるはず。

 

 

では著者の樋口耕太郎さんの見解は?

 

 

樋口さんの見解

沖縄社会が貧困なのは、貧困であることに(経済)合理性が存在するからだ。

これが「沖縄から貧困がなくならない本当の理由」である。

引用元:沖縄から貧困がなくならない本当の理由 130P

 

と述べています。

 

ここだけ紹介するとわかりづらいっすね。

 

めっちゃ端折って説明しますけど、興味ある方はぜひ本読んでくださいね。

以下の要因が重なり、先程の結論が導かれてます。

 

・現状維持を好む沖縄人の特徴

↓↓

・それによって沖縄の企業は変わろうとしない。守りに入る。それでも売れるから。

↓↓

・でもそれでは成長に限りがある。よって生産性も上がらない

↓↓

・ここでもう一つの沖縄人の特徴である、「周りに合わせる」が関係し、生産性を上げるべくアイデアを考えたとしても周りの目が気にあり言い出せない。ここでも生産性が上がらない。

↓↓

結果、会社の売上高も上がりにくく、そのため給与が上がらないから所得が増えない。

 

って感じ。ただこれは浅いひさおの理解だからちゃんと読んでね。

 

特に沖縄人は。

 

 

 

 

沖縄人としてどう思うか

私は東京に10年住んでいて、沖縄では働いたことがないこともあり

沖縄をある程度客観的に見れます。

この著書には共感したし、なるほど!と思わされました。

これは沖縄人全員が読むべきだと思うし、特に学生~若い世代は特に読むべきです。

 

 

やはり外からの目(本土出身者)は貴重だなと。

著者の樋口さんは岩手県出身で、移住組なんですよね。

なので特に地元意識の強い沖縄人は、本土の人(ナイチャー)に強い指摘をされて

面白く思ってない人も多数いるでしょう。

 

 

twitter見てたら色々出てきました。

 

 

 

 

 
と、色々な意見があります。面白いですよ。

ぜひ読んでみてくださいね。

 

 

では最後に私が考える、沖縄県民の所得を上げる方法を述べましょう。

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ZOZO創業者の前澤さんを誘致して、沖縄県民に毎年お金配りをしてもらう!!!前澤さーん!!!

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次は前澤さんを沖縄に誘致する方法でも書こうかな。

ではまたお会いしましょう。


沖縄出身者による【沖縄から貧困がなくならない本当の理由】の書評” への2件のフィードバック

  1. 返信する

    たまーに 思い出してこのブログをみにきます (笑)
    今やYoutubeの時代ではありますが文字コンテンツもいいですよね。
    読む行為をしたくなるというか (笑)

    • hisaocompany 投稿者返信する

      コメントもらえると実はとっても嬉しいのです。
      ぜひたまーに思い出してまた見にきてくださいね。

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