Netflix (ネットフリックス)のマネジメント方法を記した書籍、NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社を読んでみた。


こんにちは。ひさおです。

 

みなさんNetflixには加入してますか?

 

私は去年、マイケル・ジョーダン_ラストダンス(マイケル・ジョーダンと所属チームのシカゴブルズを追ったドキュメンタリー)が

 

配信されることがわかった瞬間に加入しました。

 

観ました?最高ですよ!今すぐ観てください。

 



 

 

その後も結局加入し続けてますが、1,320円/月でこのコンテンツ量、Netflixオリジナル作品の完成度を考えると、私は大満足です。

 

 

そんな素敵なサービスを提供しているNetflix社。株価も売上も爆上げです。

 

 

 

どうすればそのような会社になるのか?

 

 

今回はNetflix独自の社員マネジメント方法を記した本を今回はご紹介します。

 

 

NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

 

 

 

では早速結論から。どのようなマネジメントなのかひさおなりにスーパー端的に書きます。

 

 

 

結論から言いますと
・まずはめっちゃ優秀な社員を採用する

→10人の普通な人材より、1人のスーパースターを採用





・それに必要なお金は惜しまない(業界で最高の給料を支払う)





・それに引き換え、不要である、他に有用な人材がいる、といったことがわかった場合は解雇する(退職金は多め)

→非管理職は4か月分。管理職以上は9か月分が目安





・ルールは極力設けない(パワハラ・セクハラ規定などは別)

→経費申請なし

→休暇申請なし(いつ休んでもいいし。どれだけ休んでもいい)





・社員一人一人に決定権を持たせる

→数億円という大規模のプロジェクトでも同様

→失敗してもOK

 

 

まさに

NO RULES

 

 

ヤンキースみたいなプロスポーツチームに近いですね。

高い年俸を提示し、優勝のみを目指すチーム。

 

 

 

ただしこれらを実現するために、全社員共通の行動指針がある。

※いくつかあるけど、わかりやすいのだけ挙げる

 

 

 

それが

 

 

 

その選択(行動)はNetflixに最大限の利益をもたらすか

 

 

 

これだ。この大前提があるから、NORULEでも社員の足並みが揃うのだ。

 

 

 

例えあるプロジェクトが社長に反対されていても、それがNetflixに最大限の利益をもたらすのであれば

 

GOサインを社員自らが出すことができる。

 

超優秀な社員を信頼しているからこそ、できるマネジメントだ。

 

 

 

 

この大前提を含めた、Netflixカルチャーを浸透させるために、様々な方法を取っている。

 

これはぜひ本を読んでみてほしい。

 

 

 

 

いかにもアメリカの会社がやりそうな方法で、日本人向きではないな。

 

と思ったらやはりそうらしい。

 

世界に拠点を持つNetflixは、各国のカルチャーに合わせて絶妙にマネジメント方法を変えている。

 

わかりやすい図があったので貼る。

 

コミュニケーションの取り方や、評価方法など、どのやり方を好むか表したグラフだ。

 

ほぼ真逆である。

※コンテキストは条件という意味。



 

このカルチャーショックをどうように乗り越えたのか

実際に日本法人に勤務する社員にインタビューしていて

わかりやすかった。

 

ざっくりだがこんな感じの本です。

 

面白いので読んでみてね。

 

 

あとがき

この本自体の感想ではないが、

マネジメント職でないから、マネジメントの本なら読まなくていいや。

ではない。

 

ここから自分に活かせるものを学ぶのだ。

食わず嫌いならぬ、読まず嫌いは大きな機会損失だ。

と、なぜか感じた。

 

一生使うことがない、マネジメント知識の引き出しかもしれないが

引き出し豊富な人間は面白い。引き出しをたくさん持とう。

 

 

 

 

 

 


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